スポーツと海外留学

フィットネス、食事、スポーツに関する論文を分かりやすく紹介して行きます。 オーストラリアでの学生生活もちょっとだけ書きます。

筋トレ

一食に取るべきタンパク質の量っていくら?

一食に取るべきタンパク質の量っていくら?

ハイサーイ!

メルボルンの新規コロナ感染者数なんと484人!過去最高を記録しました😂

しかも明日からマスク着用が義務化されます。違反すると200ドルの罰金!

状況はどんどん悪化する一方です、、、

沖縄帰りたい、、、🤣

前回に引き続き今回もタンパク質について!

タンパク質の1日の摂取量は運動をあまりしない人で一日体重1kgあたり約0.7g、トレーニングをしている人で1.3gほどが推奨されています。

それででは、一日3食たべるとしたら、1っ食あたりどのくらいのタンパク質が必要なのでしょうか?

今回は、2014年に発表された、筋肉のタンパク質合成を最大化するために最低限必要なタンパク質の摂取量について調べた論文をご紹介します!

高齢者43名(平均年齢71歳)と成人65名(22歳)を対象にタンパク質(0〜40g)を摂取してもらい、その後3~4時間の筋タンパク質の合成率を調べたところ、

成人は体重1kgあたり0.24g、高齢者は0.4gで頭打ちになりました。つまりこれ以上の量のタンパク質を摂っても、合成率は変わらなかったのです。

例えば、体重70kgの男性なら70x0.24で16.8g、プロテインシェイクひとつで十分に補える量。

しかし、この数値はあくまで平均値であって、被験者の中には体重1kgあたり0.4kg(成人)までプロテイン合成率が上昇し続けた例もあります。(高齢者では最大で0.6kgまで上昇しました)

加えてこの研究は筋トレをしていない人を対象に行われているので、筋肥大を目的に筋トレをしている方であれば、もう少したくさんのタンパク質をとるべきかもしれません!

高齢者はタンパク質の吸収率が低いのと、アナボリック(体外からの栄養によってエネルギーを作り出す)状態になりにくい(anabolic resistanceと言います) ので、若い人よりも多くのタンパク質摂取が必要になります。

タンパク質合成率にはやはり個人差があり、特にトレーニングをしている人であれば、合成率は一般の人に比べてかなり高いと思われます。

なのでこの数値(体重1kgあたり0.24g)は最低限必要なたんぱく質量と捉えるのがよろしいでしょう。

しかし、タンパク質の過剰摂取はカルシウム吸収の阻害や腎臓のオーバーワーク等が懸念されるため、とりすぎも注意です。

多くても一食で0.4g/body weight 1kg くらいですね。

しっかり適正量を守って、安全な体づくりを心がけてください!😁




同じカテゴリー(筋トレ)の記事
お客様紹介!その2
お客様紹介!その2(2020-08-25 00:56)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
プロフィール
Kengo
Kengo
外見も苗字もないちゃーだけど、生まれも育ちも中城の純うちなーんちゅです。現在オーストラリアの大学でスポーツ科学を専攻しております。将来は沖縄でパーソナルトレーナーとして活動したいと考えています。
てぃーだイチオシ
< 2025年02月 >
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人